ミディ運河 世界遺産クルーズ 南フランス風景 季節の光と風

ミディ運河 世界遺産 クルーズ旅の眺め

ミディ運河 世界遺産 南フランスの風景は中世の薫り

運河沿いの街並みに紛れるは中世建物

ミディ運河は世界遺産

ミディ運河は文化遺産としてカルカソンヌ要塞都市と同じころ1997年に登録された世界遺産。

今から350年ほど前に造られた人口の運河で、近代の時代になって鉄道が登場するまで運河沿いの街の船での貿易に大いに活用されました。

今では観光クルーズや、ヨーロピアン達の個人所要のクルーズ船が運河全域をバカンス中に数週間掛ける様子が観られミディ運河を走る個性を競うような素敵なクルーズ船は観ているだけで楽しいものです。

手近にカルカソンヌの駅前と園周辺でも、そんな素敵なクルーズ船を観ることができます。さらにカルカソンヌ郊外へ足を伸ばすと昔ながらの模様と変わらないのではと、思えるのどかな南仏風景が楽しめます。

偶然に出会える、ミディ運河の南仏田舎の景色には観光名所と並ぶ素敵さがあると思います。

そこで「ミディ運河と船と南仏の自然の風景を」を今回記事にまとめてみました。

ミディ運河の規模

フランスの国を端から端まで地中海から大西洋を貫く大運河でその昔。フランスの水上シルクロードのような役割を果たしました。

支流も含めると360㎞以上もの長さの運河。これが今から300年以上も前に造られた人口の運河だというのですから驚きです。

ミディ運河歴史ショートストーリー

この壮大な運河を造ったのは、17世紀の中頃運河沿いの街の出身で、当時この地で税務担当をしていたピエール・ポール・リケという人物がミディ運河建造の構想を考え、時のフランス王ルイ14世に認可を求め、国の許しを得て工事が始まったのが1666年の事。

工事の着工から約15年の月日を費やして運河の工事は完成しました。更に補強修理工事まで数えると30年の年月を費やされました。

この運河のおかげで近隣の街はワイン、織物、小麦等の貿易で栄えました。世界遺産のお城で有名なカルカソンヌの市街地には当時の商人達の建てた豪奢な商館が今も残り華やいだ雰囲気を街に残しています。

観光クルーズ船乗り場が駅前という便利さの世界遺産

ミディ運河はカルカソンヌ駅のすぐ目の前を流れていて、駅から1分で100m程の距離に観光クルーズ船乗り場がある便利さ!

駅前とは言え静かな佇まいの運河の一角に、、観光クルーズ船が停まっています。コチラは初夏の朝方空気が気持ち良いです。


夏の観光シーズンは、クルース船もかなり賑やかになります

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ミディ運河の春 気分は風と光りを独り占め

 

シーズンの春から夏にかけて運河沿いでは個人のクルース船がが水辺を行き交います。珍しい船。可愛い船。圧倒される程格好良い船。いろいろな船達と出会えます。を

カルカソンヌ郊外の小さな村の橋の上で見つけたエコロジー船です。長期滞在できそう、いや船に住めそうです。

形が可愛いく、実用世を備えています。

ソーラパネル等、いろいろな装備は興味深いです。


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ミディ運河の夏 バカンス船の賑わいは心弾む眺め

真夏のカルカソンヌ駅前のミディ運河。ギラギラの南仏の日差しの中、木陰と水辺は涼しげ、道行く人がホット一息つける場所に。


又々オシャレな船が

青いフランス国旗をたなびかせた船。大きくはないですが青い色がキレイ。

船の後方には小型ボートも

格好イイ!クルーズ船発見!!!!!

大迫力の船がカルカソンヌ駅前に停まっていました。素敵過ぎる〜

黄色のボディの装飾が、運河の水辺と緑と空に映えます。

さすがフランス人小粋なセンス。

後ろ姿も美しいデス

 

ミディ運河 バカンスクルーズ船の風景



ゆっくりと、運河の流れのように、焦らず急がず船でクルースすると、心もそうなるに違いないと、、、言った風。

駅前のボートハウスで一休みする船

こちらは夏休みの家族の船、お父さんが朝ごはんのテーブルでコーヒーをサービス。豪華なバカンスも良いですが、心和む時間が流れる休暇って良いかんじです。

ミディ運河の秋 哀愁〜漂う季節の風景

バカンスが終わり静けさが戻る秋のミディ運河。
夏の強い太陽と元気な賑わいとは別の魅力がある季節

ミディ運河の水辺の木々が赤くなり始めて、、、秋の気配を感じさせます。
秋の始まりは光が美しく自然が映えるのでクルーズするのがおすすめの素敵な季節。

ミディ運河秋景色は哀愁の空気が漂います。

センチメンタルという言葉が似合いすぎる秋のミディ運河




ミディ運河の冬 淋しげでも
暖かなものに、出会えたら嬉しかろう

ミディ運河と冬空、雲の分厚い重た〜い灰色の空と葉がまるきり無くなった木々が淋しげな印象の景色

冬の季節には冬の季節らしい風情があるミディ運河。

一見淋しげですが、運河には冬鳥達が泳いでいます。

カルカソンヌから少し郊外のミディ運河、どこもかしこも悲しげな冬の景色。こんな景色を眺めた後は家に帰り暖炉の火や、湯気の立ち上るスープが身にしみます。

 

ミディ運河 世界遺産
クルーズ旅の眺めまとめ

カルカソンヌの駅に降り立つとすぐ目の前を流れているミディ運河。

自然と四つの季節を通じてこそ良さ解るものだと運河を眺める度に思っていました。カルカソンヌ要塞都市と比べて知名度は低く、世界遺産であることがあまり知られていません。今回はミディ運河の季節の美しさを少しでもお楽しみ頂けたら嬉しいです

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