フランスがサマータイムを辞めた理由·100年間の検証で解った真実
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サマータイムって何が問題なの?

日本では「オリンピックの開催」にと導入を検討されてきたサマータイムですがEUでは廃止がほぼ決定!

サマータイムと云われても······「どんな制度?」で「一体何が問題なのか?」日本に住んでいるとピンと来ないかもしれません。

「メリットよりデメリットが多い」と感じているのが、サマータイム実地国フランスに住んでいる私の感想です。

ですので、欧州でサマータイムが廃止になると聞き「嬉しい!」と思っている所です。

今回は日本でも何かと話題のサマータイムについて、実施しているヨーロッパの様子、歴史、メリット、デメリット等をコチラの記事にまとめました。

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サマータイムとは?

サマータイムとは?

「省エネや経済の活性化に効果的」と考えられ、春〜秋に時計の針を1時間早く進める事。

これは日の出の時刻が朝早い「3月末〜10月までの時期」1時間時計の針が進むと日照時間を有効に活用」できて

会社の就業時間が早まり、オフィスや店舗の照明やエアコンの電力消費が少なくなり「省エネに繋がる」事と、仕事が早く終わればアフター5の余暇を楽しもうと、外食やショピングに出かける人が増えて、「経済効果」が期待できると考案されたシステム。

サマータイムEU

サマータイムが始めて取り入れたEU諸国

約100年前サマータイムを始めて取り入れた国は、第一次世界大戦中のドイツとイギリスで1916年の事

続いてフランスでも1918年に導入されましたが仏国内では不評ですぐに廃止されました。

その後、石油ショック時の1970年代に省エネへの関心が高まると、フランスでは再びサマータイムが導入され、1998年にヨーロッパ統合されると全てのEU加盟国でサマータイムが採用になりました。

以来ヨーロッパ全ての国では「3月の最終日曜日に時計を1時間進め、10月の最終日曜日に1時間遅くする」年二回の夏時間、冬時間の時間変更でサマータイムが実施となりました

EUでは廃止が決定

インターネット投票、結果は?

2018年夏、EU全体の住民を対象に「サマータイムに賛成か?反対か?」を問いかける投票がインターネットで行われました。この投票には460万人が回答し、結果は「84%がサマータイムの廃止希望」というものでした。

この投票結果をEU委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長はドイツのTV番組で「サマータイム制度は廃止されるだろう」と発言しました。

この番組放送の翌日、フランスの新聞では「夏・冬時間の切り替えサマータイムまもなく廃止」という記事が掲載されその後、「およそサマータイムの廃止は決まった」と各メディアが伝えました。

最も注目されている課題は「夏時間と冬時間どちらが採用されるか」

他にも簡単に決められない問題が幾つかあり、全てに決定が下されて実際にヨーロッパ全体でサマータイムが廃止されるまでには、少なくとも数年かかる模様です。

日本でも導入されるのか?

オリンピックの「おもてなしで」サマータイム導入なの!?

サマータイムは、実は日本でも第二次世界大戦後1949年から4年間実地されていましたが、健康面での不評が理由で1952年に廃止されました。

今再びオリンピックが東京で開催されるのを期に、「2020年に向けて導入される」みこみでしたが「誰のため、何のため?」と反対意見も多くあり議論をよんでいた所でした。

そんな中2018年9月政府の委員会が「慎重に検討する」と発表し「サマータイムは導入しない方向への意向」が表明されたと解釈され、大方の人が取りやめ発表を快く受け入れたようです。

サマータイムが実施されるとドウナル?

サマータイムが始まると、時間調整の日から数日による時差ボケのような日を過ごさなければなりません。

日本ではオリンピックに向けて「2時間も時計の針を勧める調整」が予定されていました。具体的に·····

前日の調整前まで夕食時間が夜8時だとしたら、翌日の調整後夕食を夜8時に食べると、体内の調整前の時間では夕方6時。

前日の調整前の就寝時間が夜11時だとしたら、翌日の調整後の就寝時間11時は、体内の調整前の時間では夜9時となり、どこか2時間時差のある外国に旅行したかのような時差ボケ状態になってしまいます。

サマータイムによる時間調整での生活時間の変化には、馴染めないのが普通ではないでしょうか。

又病人や高齢者には時間調整による体への負担は、健康な人より大きくなるものと考えられます。

結局日本でオリンピックの開催に合わせて導入される予定だったサマータイムは、政府の委員会で「期待される効果とぼしく、悪影響のリスクあり」と反対意見が出され、実施しない方向で検討されています。

・健康的な被害がでる。
・省エネ効果はさほどでもない。
・パソコンの時間調整での損失が大きい。

その他にも、PCや機会の時間調整は実際大掛かりな作業となり、そのため多くの予算が必要となる模様です。以上のことが理由ということでしたが、知らせを聞きホッっとした人が多かったようです。

サマータイム効果の根拠て何でしたけ?

検証実証効果なし

サマータイム省エネ逆効果説

1時間仕事を早く終えることで、仕事先での電力は超エネになるものの、家に帰宅してエアコンをつければ、逆に電力の消費量は増えるとのこと。ほぼプラスとマイナス「ゼロ」結局エネルギー節約の利点も薄い

経済効果があるという話。

フランスを始め欧州の国々では、夏時間が実施される夏期間は夜10時位まで太陽の光で明るく、会社での仕事を終えて家に戻り、夕食をすませてから散歩にでかけたり、おめかしをしてコンサートや食事に行き帰りになってもまだ陽の光が残っているものです。

ですので夏に交遊費を使う人が多く、経済効果があると云えます。

ただ冬時間の時期は極端に日照時間が短くなり、午後16時30分には外が暗くなってしまうことで、外を出歩く人はガックリと少なくなりフランスの人々は自宅での楽しみを好む人が多くなります。夏の経済効果の揺り戻しのような状態になるのではないでしょうか。

日本でサマータイム経済効果が期待されるのは、時計の針が1時間進み退社時間が早くなることで、プライベートな自由時間が増えて、友人や家族と外食へいったり、遊びにいったりと消費行動が活性化するという理由ですが

日本の会社の風潮を考えると、明るいうちに早めに家に帰り余暇を楽しむ。とは、どうも怪しいように思いえます。

防犯に良いという話だった。

防犯に良い。確かに夏は日照時間が長くなり夜22時まで長くなるから防犯になるといえばなるものの、冬は午後16時30分には暗くなるので、サマータイムが防犯に良いとは言えない。

デメリットのほうが多いと考える人が圧倒的多数

季節の変わり目年二回に時差ボケ状態はもう嫌!

サマータイムは年2回の10月と3月の、一番最後の土曜日と日曜日の夜中過ぎに時間が調整が行われるもの。
健康面での弊害、自律神経の調整に体や感覚がうまく対応できず、飛行機で旅をした時に起こる時差ボケのような状態になる。

自律神経の交換システムがそうそう良くない私は毎年3月と11月朝起きが辛く、時差ボケのような状態になり調整に数日必要。

交通事故急増!サマータイムの時間変更日

サマータイムの時間変更の直後、最初の仕事始めの日曜日交通事故の発生が普段の約1,4倍起こる。との調査結果がある。これは、時間変更により急に帰り道の運転中の視界が暗くなることが原因と思われるとの報告結果だつた。

サマータイムボケ労災急増の真実
時差ボケと同じような状態になるサマータイムでの時間変更の影響は、仕事場での集中力の低下を誘導していて、時間調整開けの月曜日には労働災害が急増するという報告もある。

まとめ

こうして改めてサマータイムについて、アチコチで云われていることをまとめてみると、もはやヨーロッパでは100年の検証を経て時代遅れになった感が否めません。

「経済効果が期待できる」「省エネ効果がある」メリットももちろん全く無いわけではないものの、結論はそれらの効果は微々たるもので、弊害のほうが多いとの検証研究結果が報告されていて、私自身も感じ、フランス人の知人たちも口々にあまり良くないと言っています。

サマータイムについて、ヨーロッパの国々は長い間、身を持って検証して来ました。年二回の時間変更なしの、現在の日本のような自然な時間の流れほうが、人にも自然にもエコだとの結論でした。

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