フランス人の好きな•嫌いな日本食①

トップ写真出典:http://blog.goo.ne.jp/

外国人、フランス人が、嫌いな日本食

フランス暮らしが、結構、長〜い私は、今まで、フランス人から

「日本食をご馳走して欲しい!」といわれる事が、よくありました。

でも

彼らの、好みを知らなくて、

外国人、フランス人の嫌いな日本食でオモテナシして、その場の空気が、気まずくなった。
事が何度かあります。

その失敗から学び

今では、彼らがどんな料理を好むのか、避けたほうが良いものはどんな日本食か解るようになりました。

私と同じ失敗をしないように、するには

日本人と西洋人の、味覚好みの違いを、知る事です

皆さんのお役に立てたらと、私が経験した、失敗談とそれを通じて発見したことをこの記事にまとめました。

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和食の板前さんの話

私たちの舌のある部分には、色々な味覚、甘み、苦味、辛味を等を感じる
触覚のような所があり、

日本人と西洋人では、その部分に違いがあるので「同じ物を食べても、同じように味わえない」のだそうです。

それで

日本人の私が「美味しい、よい加減の味」だと思った料理が、外国の人達には味がナイ!ウスイ!と、いう事になるらしいのです。

味覚以外の違い大体の西洋人は「猫舌」

写真出典:http://gigazine.net/

熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べ物を用意するのは、お料理の基本的な心構えみたいに日本では言われています。

そして

「お味噌汁」「ラーメン」「そば」「うどん」「お鍋」等、確かに、和食には熱々で食べてコソ、美味しいものが、沢山あります。

ですが、、、外国人達にはフランス人に限らず

熱い食べ物を、日本人のように、スンナリ食べられる人は、少ないようなんです。

外国人は、猫舌で、熱いものが苦手なようなんです。

私の失敗談に、

ある時、熱々のラーメンをフランス人に出して「これはデンジャレスだ」「おいしいけど、火傷する」と真顔で、言われた事があります。

私としては丁寧に、どんぶりを温め、スープ、麺が、全て熱々にしたのですが、これがイケませんでした。

「生暖かいラーメン?、、、、ん〜」と思うのですが、感覚の違いですから、仕方がありません。

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苦い味嫌い!子供みたいなフランス人

決定的な、味覚の違いを知らないと、おもてなしが無駄になります。

フランス人には、苦い味が嫌いな人が多い。と思う場面がありました。

「子供が、苦い薬とか、苦いものを嫌うのと、同じようだ」と思いました。

私は、ある時の集まりに、

フランス人に苦みのある、グレープフルーツを使ったデザート出してみて、気がついた事です。

グレープフルーツは、日本では一般的に、好き嫌いを云うものでなく、「爽やかな酸味の、フルーツ」です。

世界共通フランスでも、そうだと思っていました。

で、私はある時、「きっと喜ばれるに違いない」と、、、

ある時の、お食事会のデザートにグレープフルーツ入りの焼きプリンを作り、それを食事会のデザートに、出したのです。

が、

フランス人は、アノグレープフルーツのほろ苦さが苦手でした!

「私グレープフルーツは苦くて、食べれないの」と、その席の数人の仏人に言われ

一応折角ならば出されたという事で、食べても「それ程」とか「余り、、」という風でした。

「美味しと」食べてくれた人もいましたが、何か、残念な空気になってしまった、お食事会でした。。

そう言われてみると、、確かに、

フランスでは、あまりグレープフルーツを見かけませんでした。

プリンを作った時も、数件、果物屋さんを、廻ってようやく探し出して、グレープフルーツを入手したんです。

それ以来、

お食事会のデザートは、チョコレート系など、フランス人が間違いなく好きな物にしています。

こんな風に、食の好みを知らないと、無駄な苦労をしてしまいますね。

重数人分のグレープフルーツ入り焼きプリンを作ったので、グレープフルーツの皮をむくの大変だったんです、、

この時の無駄な苦労:

その①グレープフルーツを探しに何限もの店を廻った。

その②プリンに入れる大量のグレープフルーツの身と皮を剥がすのが大変だった。

貴重な日本食材が、無駄になって悔しかった時

海外に住んでいると、日本の食材は貴重品です。

そんな、食材を使い、手間暇を掛けて作った料理を

「ア〜ァ」という、残念な食べ方をされた事があり。

その事を、だれにも云えず悩んだ事がありました。

それは

写真出典:https://cafy.jp/

知人のフランス人が「おでんが大好きだぁ〜」と言ったので、「日本のをおでん」を味わってもらおうと、家にに招待した時の事です。

私が、とっても大切にしていた「昆布と椎茸」を、気前よ〜くたくさん使い、

手間と時間を掛けて、具材を長時間煮込んで。結構うまく出来た「おでん」を、出してみると

そのフランス人は、一口食べて「オイシイ」と言うと、、、

なんと!!

大さじで、山盛り2杯のマスタードを

時間をかけて作った「繊細な風味のおでんのスープ」に投入し食べて

「この方が、オイシイ〜〜〜〜」と言いました、、

、、、、、、

、、、、、、

ぞれぞれ美味しく、食べてくれれば良い。

とは、思いますけど、この時の献立が、おでんである必要は、全然ナイと思いました。

「しょうゆ味の、ポトフでヨクない?」

「大事な、昆布椎茸が、、無駄になった!」と、思いました。

それ以来、私は「おでん」を、外国人メニューから外しました。

この時「ポトフを、醤油味で作っていれば」私も、変に頑張らずに済んだはずですから。

まとめ

私のように海外滞在組の人たちや、又最近日本にも外国人が増えてきたので、彼らと交流の機会に、日本食を一緒にという事も多いのではとおもいます。

そんな時、彼らの味覚、好みを知らずにいて、用意した日本食があまり喜ばれず、調理した労力や好意、そして日本食食材(海外で貴重な)が、無駄になるのはとても残念な事です。

フランス人は日本食が好きです。多くの外国人も日本食が好きです。そんな彼らに、期待通りの日本食をおもてなしを、してあげたいとも思います。

ただ、食の好みは人によりけりで、その場所、その時、その人で、こちらの思いとは、考えとは違うもの。

それは、そのつど違うもの、状況に応じて、発見していくしか無いかもしれません。

が、ここに綴った、私の失敗談と、いくらかの発見が、みな様の役に立つことがあれば、、、嬉しいです。

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