ミディ運河 カルカソンヌ世界遺産 観光クルーズの勧め

ミディ運河カルカッソンヌ二つ目の世界遺産

 

ミディ運河 カルカソンヌの二つめの世界遺産 ミディ運河観光クルーズ要塞都市カルカソンヌ観光にきたら折角ですから楽しみませんか?

只調べようとしても、カルカソンヌの現地でのミディ運河観光クルーズの情報は少なく、情報がつかめないまま現地入りして結局時間がなくなり。

「観光クルーズ船を、カルカッソンヌ駅の橋の上から、見送るだけに終わたぁ」という話をよく聞きます

そこで今回こちらの記事にミディ運河観光クルーズの詳細情報「時間、コース、乗り場、料金」をまとめました。

 

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ミディ運河について

ミディ運河は1996年に世界遺産に登録された地中海から大西洋を横断する全長300㌔以上にも及ぶ大きな運河。

17世紀にミディ運河沿いの街の、ワインなどの物資を流通させるために作られ、近代になり鉄道が登場するまで使われていました。

ピエールポール・リケというベジエ出身の人物の発案と計画で1666年に時のフランス王ルイ14世の承認を受け1666年から工事が開始され約30年程の歳月をかけて完成されました。

カルカッソンヌ駅目の前がミディ運河

休暇でシーズンになると、運河をクルーズするヨーロピアン達、地中海から大西洋へ数週間かけてクルーズする船も。。

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ナチュラル派の運河クルーズを楽しむ

ミディ運河観光クルーズはパリのバトームシュなどきらびやかな雰囲気のクルーズとは違う趣があり。太陽の光や季節の風を船上から愉しむアウトドアー的な雰気。

小型の遊覧船で、1時間〜2時間ほどユルユル水上を走り季節の風を感じながら、船上から自然の景観を楽しむものです。

ミディ運河風景写真30枚掲載記事は↓コチラ↓

ミディ運河観光クルーズの勧め

ミディ運河クルーズ気軽に観光できる世界遺産

運河クルーズ船の乗り場が駅近で場所が解りやすく、アクセスが良く、1〜2時間程の短いクルーズなので気軽に楽しめます。

クルーズのお楽しみは、、、

船上のゆっくり流れるかのような時間の中で、カルカッソンヌのお城を遠くに眺めたり、船のガイドさんの説明、運河の歴史(英、仏、西語)のお話を聞いたり、水門を船でくぐり抜けたり、といったところです。

クルーズの見所

その①:自然と景観を楽しむ

ミディ運河沿いの自然や、世界遺産のカルカッソンヌ城(コースによる)を眺められる。

ミディ運河をもっとも活用し、楽しみ方を知っているのはゆったり、自家用クルーズ船で訪れる、ヨーロピアンのバカンス客かもしれません

その②:ミディ・運河の歴史解説

船上での、クルーズのガイドさんの、ミディ運河の歴史解説(英、仏、西)

その③:水門

運河の水位を調整する水門で、水の高さ調整が、船の中で体験できます。。

■水門の話

水門といっても、、、、ピンと来ない。かもしれませんね。

写真のような仕掛けです(400年ほど前からの)水の高低差で水位を調整するもの、今でも運河で、日々使われています。

カルカッソンヌミディ運河水門にてクルーズ船が通過する様子

水門の水は最初はこんなに低かったんです〜

水門の水が切りわ割った後、水位が上がってま〜す


水門の水の切り替え場面、頑張れ!お兄いさん〜

 

運河沿いの、こちら水門が7段階もある事で、有名なベジエという街で(カルカッソンヌから70キロ地中海方向)こちら、8段階の水門を、クルーズ船くぐり抜けた友人がいました。

これが、水門一つ抜けるのに何十分も、かかるわけですから。

水門八つ通過する、となると、、、かなり凄かったようで、時間だけでも3時間くらいかかっていました。。運河水門好きの方には堪能できて、オススメです。

でない方は、眺めるだけにしておいた方が、、良いかもしれません。

カルカッソンヌの観光クルーズで体験するのは、水門は1段階の通過です。時間も短く気軽に、昔の人の知恵である水門通過がお楽しみいただけます^^。

クルーズの注意点

その①:船内が混み合うこともある

モンサンミッシェルに次いで、フランス第二の観光地のカルカッソンヌには、世界各国、仏国内から、観光客がひっきりなしで、又遠足等学校の行事にも利用されています。

クルーズ船内で、学校の遠足などと鉢合わせすると「楽しいけど、、静かなクルーズがぁ〜楽しみたかった」と思うことも、正直あります。。

その②:風と太陽の対策が必要

クルーズの船上では、運河を吹き抜けるや、水上の太陽の照り返しを、モロに受けます。

又カルカッソンヌは盆地で風が強いのですが、風が吹くと船では肌寒く感じます。夏の始まりや終わりには、少し厚手の風を通さない素材ジャケットなど、来ていた方が安心です(例:デニム、ゴアテックス素材ジャケット、ダウンのチョッキ

紫外線も春〜秋の間強く、サングラスで目を防御したり、帽子、日焼けどめなど事前に日焼け対策の用意を。

その③:スケジュールは変則的、事前にチェック!

あっという間に、時間が過ぎてしまうのが観光の滞在です、クルーズ運行スケジュールと、到着出発時刻等とのスケジュールを調整が、必須です。又クルーズ船の予定は季節によって変更されます。記事の後ろに詳細記載

ミディ運河クルーズ観光案内

ミディ運河クルーズ時間

・1時間コース:8€〜
ナルボンヌ方向(西)へ数キロ進み、遠目にカルカッソンヌ城を仰ぎ、水門を船で通過し水の高低差が変わるのを体験。

・2時間コース:10€
トゥルーズ方向へ(東)へ7キロ程進み、折り返し地点のカフェで休憩。こちらの方が静かで、何方かといえば、コースで、ミディ運河らしいクルーズ(此方はお城の眺めは無し)

運行スケジュール

大よそ1日3つの時間帯に運行されます。

・午前10時頃
・午後14時頃
・午後18時頃

注意①:詳しくは運行会社にお問い合わせください(記事下記載)

注意②:クルーズ運行時間は季節によって変更され、11月から3月までは、クルーズは完全運休。

■食事付きコース約2、5時間:
10€(クルーズ代金)+27€(食事代金:食前酒、前菜、メイン、デザート、コーヒー)

・ランチクルーズ:毎日(月休4月〜10月迄)
・ディナークルーズ:月、金、土曜日(6月15〜9月15日迄要予約)
・レストラン:Bateau Restaurant
・☎︎:0033(0)695792120)

食事付きクルーズは割高?でも利点も。。

ランチか、ディナー食事とセットのクルーズは、時間的には便利ですが、西洋人向きなメニューなのと、割高な気がします。(クルーズと食事代で一人38€)

船上でユックリと雰囲気を楽しみたい方、、夕暮れ時ワイングラスを傾け、ディナーも楽しみたいという時は、、悪くない趣向なのか?とも思いますが。。好みが分かれるところでしょう。

2つあるクルーズ会社比較

運河を挟んでクルーズ会社2社の予約窓口があるのですが、2社の間に大きな違いは無く、クルーズの内容は2社同様で、2社の違いは運航スケジュールの出発時間が30分程違う事。

・場所:クルーズ運行会社2社予約窓口共カルカッソンヌ駅近く

・値段:8〜10ユーロ
・時間:クルーズ時間1時間〜2時間
・予約方法:電話予約か当日直接窓口にてチケット購入。

Croisière Carcassonneは食事付きクルーズ有。
Le Conqueは貸し自転車有

後は、、船のモデルの違い、船の座席の並びの違いで、個人的にはLe Conqueの方が好みです。

・運行会社名:Croisière Carcassonne
☎︎: +33 (0)680 475 433
食事付きのクルーズはコチラ

・運行会社名:Le Conque
☎︎ +33 (0)650 407 850

 

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