本場イギリスのフィシュアンドチップスとは
フィッシュアンドチップス
は美味しいイギリスの国民食
イギリスのフィッシュアンドチップスは量と、油っ濃さ、思い入れが「英国本場の本物」他と比べられる物ではありません。
日本にも「白身魚のフライや天ぷら」ファーストフードの「フィレオフィッシュ」等似た食べ物はあります。
日本人に美味しいようにアレンジされたもの。
ですので日本の人が英国に行き本場のフィッシュアンドチップスを食べて「不味い」とか「大食い大会のような魚フライとポテトの分量だ」とか思ったりする訳です。
フィッシュ&チップスはイギリスではソウルフードでイギリス人にとって「活力の源」で、大阪のお好み焼きや餃子みないな物。
そんな本場イギリスのフィッシュ&チップスをコスパよく美味しく、楽しんで食べるためのまとめ記事です。
イギリスのフィッシュ&チップス
のチップスとは?
チップスとは日本のフライドポテト
「イギリス料理て?何」とイギリス人の知人に質問した事があります。
「イモ!」とキッチンの「じゃがいも(泥付き)」を指さし答えてくれました。
「イギリス料理はイモなのか?意味不明だ!」とその時、ワケが解りませんでした。
その後
他にもイギリスの人達と知り合い、イギリスにも行った後で「確かにイギリス料理はイモだな」とその答えに、何年も後になって納得しました。
イギリスの歴史の中で、飢饉やら産業やら「ジャガイモ」は色々な苦難や問題を解決してきた食品でイギリスでは日本のお米と並ぶ主食の扱いだからで、イギリス人のジャガイモの消費量は今でも可也なもの。
日本ではジャガイモは添え物的感覚が強いですが、イギリス人は「マッシュポテト」「ローストポテト」「ベイクドポテト」そしてフィッシュアンドチップスの主役の一つ「チップス」日本のフライドポテトと兎に角、英国ではジャガイモをよく食べます。
「チップス」といえば日本では「ポテトチップス」薄いスライスをイメージしますが、フライドポテトの事。
イギリスを始め他の国ジャガイモを良く食べる国では、じゃが芋の種類にも日本のお米の品種ようなコダワリがあります。
「良いチップス」とは、フライドポテトに合った品種のジャガイモを使い、カラッと油で揚げたフライドポテト「チップス」で無くてはなりません。
そして
日本人が先ず信じられないのはチップス(フライドポテト)の分量!
その量の多さは日本人の想像を遥かに絶するもので、日本のファーストフードのポテトのLサイズなど子供向けか?と思える程。
フッシュアンドチップスの魚種類
美味しいと人気のお魚は?
タラとサメ、ヒラメとかエイも
フッシュ&チップスには「大きな白身魚が魚フライ」の材料は何種類かあります。
人気なのは「タラ」蛋白でホックリした食感がフライにピッタリの食感。種類が幾つかありイギリスでは下の①コード②ハドックの②種類のタラが人気。
リーズナブルで人気万人向け
フィッシュ・アンド・チップス、迷ったらコレを注文しよう!!
①コード・アンド・チップス (Cod and Chips)
魚種類:スケソウダラ種のタラ
特徴:淡白な万人受けする味、特大サイズのフライでメニューにあり、値段も安価。
②ハドック・アンド・チップス (Haddock and Chips)
魚種類:主に北大西洋に生息する小タラ種
特徴:味わいがコードより繊細で、値段もやや高価。
コードCodとハドックハドックの違い
フィッシュアンドチップスお魚研究
日本でもおなじみの鱈フィッシュアンドチップスにたいへん好まれますが、どう違うのか?調べてみました。ただ日本のタラとイギリスのタラでは、生息する範囲が違い全く同じではありません。
英名:Cod(コード)
身は脂肪が少なく柔らかい白身で、鱈ちりなどの鍋料理や、棒鱈などの干物、フィッシュ・アンド・チップスのような揚げ物、バカラオなどの塩蔵品、かまぼこおよび魚肉ソーセージなどの練製品として利用される。食欲が多せいなことで知られ、全長は数十cmを超える中・大型種が多く、最大のタイセイヨウダラは全長2mに達することもある。分布の中心は北大西洋だが、一部は北極海や日本近海を含む北太平洋に生息
英名:Haddock(ハドック)
体長は1.1m以上。白い体に黒い側線が走るのが特徴
非常に一般的な食用魚であり、生、燻製、冷凍、干物、缶詰の形で流通する。
引用文絵ウイッキーべディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/タラ
グルメ高級路線のフッシュ&チップスの魚
の2つが一般的でどこででも食べたれ値段もリーズナブル、この他にフッシュ&チップスの人気や良いレストランで扱われている魚が数種類あります。
①プレイス(Plaice)
魚種類:カレイの一種
特徴:タラよりも繊細な味わい。
②ドーバー・ソール(Dover Sole)
魚種類:舌ビラメの一種で高級魚として食通に好まれる
特徴:タラよりも繊細な味わい。
③スケート(Skate)
魚種類:、エイの一種
特徴:エイヒレのような形状で味わい深いグルメ好まれる。
③ロック(Rock)
魚種類:小ザメの一種
特徴:食感は蛋白でドライ
イギリスフィッシュアンドチップス
の値段は?食べる場所で全然違う!
イギリスでフィッシュアンドチップス
を食べるとハウマッチ?
値段は テイクアウト·中級·高級レストランで大違い
フィッシュアンドチップスは元々庶民の食べ物で労働者階級(下層クラス)の好んで食べていたもの
なので、イギリス人には、専門店で揚げたてのフィッシュ&チップスを紙等に包まれたものを持ち帰り各家で味わうものという感覚が強いのですが、英国では星の数ほど有るフィッシュアンドチップスが食べられる場所。スタンド・バブ・レストランと雰囲気も多彩。その時時に場所を使い分けられると良いですね。
この章では各場所の料金を比較してみました。
テイクアウト
専門店でテイクアウトするのが一番安い!約700円(4〜5ポンド)
フィッシュ&チップスお持ち帰りの可愛いパッケージ
中級のレストラン
ヨーロッパではサービスは贅沢と考えられていて、人がサービスをしてくれるレストランは料金が高いのです。フッシュ&チップスをパブや中級のレストラン内で食べればテイクアウトの約2倍のお値段に!約1500円(10ポンド程)
高級レストラン
雰囲気もサービスも良いハローズや有名ホテル内の等高級レストランでは
約3000〜4500円(20〜30ポンド)となります。
せっかく観光で行くなら、良い雰囲気で、美味しい素敵な有名所で食べてみたいなと思いますね。高級路線のフィッシュ&チップスの料金はレストランの場所やランクにより幅があります。
折角なら雰囲気と料理が美味しく、思い出になる人気店で食べたいですね。
1ポンド=148円(イギリス通貨ポンドと日本円11月7日レート)
フィッシュアンドチップスの
美味しいお店を見つけるには?
イギリス人が年間に食べるフィッシュ&チップスの分量と費用は可也な「量と大きさ」です。
ロンドンなどの大都市から地方の田舎町まで、フッシュ&チップスが食べられる所は多く全英で星の数ほど。
専門店・パブ・レストランで食べよう!
フィッシュアンドチップスは庶民のB級グルメ
多くのフィッシュ&チップスの高級なレストランがあるものの、元々は高級志向の食べ物ではなく、庶民の食べ物。私の経験では観光客向けのレストランのフィッシュ&チップスは割高に感じました。
パブで美味しいビールとともに食べるのも中々オツなものだったりするのですが、とくに外食産業が発達した日本人からしてみれば何かとマイナス点が目についてしまうようようで、評価サイトなどでも意見がが分かれる所。
地元のイギリス人も行くようなフィッシュ&チップス専門店へ行き、本場のイギリスを代表する食べ物を味わうのが私は好きです。
もしもイギリスへ行くのなのフィッシュ&チップスの地元人気店を聞いてお持ち帰りで安上がりに部屋食するか、下調べして人気レストランに行き味わうのがおすすめ。
下のリンクはロンドンのフィッシュアンドチップスの名店TOP10を紹介している有名サイトその名も「フィシュアンドチップス ロンドン」
ベスト フィッシュ&チップス・イン・ロンドン
英国フィッシュ&チップスランキングサイト
英国フィッシュ&チップス ランキングサイト
ベスト フィッシュ&チップス・イン・ロンドン
英国では毎年2億2500万以上のフィッシュ&チップスが売れていることからも、どれだけイギリス人に好まれているかわかります。そこでロンドンの最高級のフィッシュ&チップのショップやレストランを調査して、ランキングにサイトに纏めました。ロンドンで手頃な価格の店を探しているなら是非チェックを!
引用:https://www.tripsavvy.com/
フィッシュアンドチップスの食べ方
モルツビネガー
イギリスの本場のフィッシュ&チップスは油も分量もコッテリ
「ビネガー」お酢を振り掛けて食べるのがポピュラーですが、確かにサッパリとしたお酢と相性が良いです。
このお酢は一見タダのお酢のようですが「大麦から造られたモルツビネガー」
でこちらは、大仰な名前がついていて
「フィッシュ&チップス ビネガー·ショップ スタイルス·プリンクル」といいます。
専門店やスレストランに必ずあるものお馴染みの、「餃子や揚げ春巻き」をお酢でサッパリ食べるのに似ています。
この大麦のお酢モルツビネガーの大袈裟な名前の意味は····
・フィッシュアンドチップス:魚フライとフライドポテト
・ショップスタイル:お店のスタイルで
・スプリンクルは:シャカシャカ振りかける
この「フィッシュ·アンド·チップスビネガー·ショップスタイルス·プリンクル」を、私は直径30㌢程の巨大タラのフライと、大盛りのフライドポテトに、シャカシャカして食べました。
写真だけでも圧倒される大きさ!のフィッシュフライこの他にポテトも山盛りデス!!
モルツビネガーとフィッシュアンドチップスを食べるのが本場イギリスでは最もポピュラー。
この他にも各地域や出身地により好みで、マヨネーズ、ケチャップ、カレーソースなども好まれます。
まとめ
イギリスは料理が「不味い!高い!!チョイスが少ない!!!」と3重に食べ物の評判が悪い国かもしれません。
「フィッシュアンドチップス」は可也な油っ濃さと、度肝を抜かれる分量で、日本人が普通に食べて「美味しゅうございました」という類のものではないかもしれません。
「日本人向けで美味しいか?」というよりも「イギリスで食べてコソ味わい深く、思い出に残るような」食べ物その代表が「フィッシュアンドチップス」です。
フィッシュアンドチップスを味わうにも「場所により·所により·味わいは味は違う」もの。
観光で歩き疲れた一日の終りに「パブで生ビールの友に食べるフィッシュ&チップス」
「イギリスの街で地元で人気のフィッシュ&チップスのスタンド」で部屋にお持ち帰りして食べるフィッシュ&チップス」
「ハロッズや有名ホテルの素敵なレストランでデラックスに食べるフィッシュ&チップス」値段も味わいも同じではないはず。
観光コースで、おすましな良いレストランで食べるのは、何かと整っていて良いのかも知れないのですが、イギリスの庶民スタイルで食べてこそ「良さ」が堪能できる所もあります。
食は旅の醍醐味の一つ、その国の国民性を知るための大事な所でもあり、様々な場所で食べるフィッシュ&チップスを通じてイギリスの国や人との出会いや発見があり、旅の楽しみになるのではないでしょうか。
折角なら「食べ方、料金、雰囲気」を上手く選んで、色々な意味でおいしいバランスで「フィッシュアンドチップス」を食べたいものですね。
写真出展:https://www.rockandsoleplaice.com