スープ・ドゥ・ポワソン
フランスで、人気のお魚料理
スープ・ド・ポワソンがあります
南仏ビストロの定番メニューで、レストランの前菜でメニューで、良くみかけます。
フランス語、スープ・ド・ポアソンの意味ですが、単語を直訳すると
・スープ(Soupe):スープ
・ド(de ):の
・ポアソン(Poisson):魚
「魚・の・スープ」です。
コチラ、どんなもの?かと云うと、、
材料の、色々な種類の、小さなお魚、香味野菜を、コックリ煮込み、ジューサーで全てを砕き、それを、こして作るものです。
なので、濃厚な魚介の美味しさが、味わえるます。
本場のスープ・ド・ポワソンとは?
魚のポタージュなで、具ナシのシンプルスープ。
でも、、
フランスのレストランで、注文すると
大量のクルトンに
大量のトロけるチーズに
にんにく風味のマヨネーズが、ドッサリ
スープに、添えて出されるのが、フランス式。
良いレストランだと、、多少上品に出てきますが、
このスープ・ド・ポワソンを南仏下町辺りの、ビストロで注文すると
クルトンをたっぷりスープに投入!(カリッとさせた、バゲットの破片)
マヨネーズ(にんにく風味)をゴッソリ、クルトンの上にかけます。
チーズ(トロける系)を、スープの表面が見えなくなるくらい、山盛り。
この三つの物をスープに、豪快に投入して食べる、庶民の匂いのする食べ物です。
ヤケか?と云うくらい、フランス人が、この薬味を沢山入れ、食べる姿をよく見かけます。
でも
胃腸が繊細な日本人には、ヘビーな料理が多いフランスのレストランで、自分でシンプルにもコッテリにも、調節できるのが、嬉しい一品。
スープの味の秘密?
スープ・ド・ポワソンの、材料は?
さて、、、、
このフランスの魚スープ、スープ・ド・ポアソンは何からできているかというと、、、
フランスの魚屋さんには、スープ・ド・ポアソン用の、色々な種類の、小さな魚を集めた箱があるのですが。
これが、この魚スープの材料になるワケなんです。
■スープ・ド・ポアソンの材料のお魚達一覧
・カサゴ
・カワハギ
・コチ
・レンコダイ
・イサキ
・シロキス
イサキ、カサゴなど、日本でもお馴染みのお魚や、フランス近海物のお魚が、混ざっています。
こちらに好みで、他の魚を混ぜたりする様ですが、、、
私が魚スープの、レシピを試した所、、、一つ、味を大きく左右する魚がありました。
金目ダイを、小型にした様な魚Rougerルジェ という 魚で
日本では、ヒメジという名前だそうです。(日本では見た事ないです)
見た目、体長20cmほどの、淡い赤色に立派な口髭があります。
キンメダイを、もう少し、味わい深く、身を丈夫にした、食感のお魚です。普通に焼いても美味しいく、パエリアなんかに入れてもイケます。
自宅で、幾つかの、スープ・ド・ポアソンのレシピを試した所、この、ルジェRoujerという魚を、入れるのと、入れないのとでは、味に差があり。
入れないと、、
私には何か、もの足りない、お味に感じました。
やっぱり豪快に食べるのが美味しいです
スープ・ド・ポワソンを美味しく味わうには、、
私が思うに、やはり庶民の味なので、フランスの地元のレストランで、豪快にガッツリ食べるか、
あるいは、、
家で、新鮮な魚から作った、自家製のスープ・ド・ポアソンがイイと思います。
新鮮な小型のエビを丸ごと、入れようものなら、、ビスク風味で、相当なお美味しさに!!
私の住む、フランス地方都市の行きつけの、お店のスープ・ド・ポワソンは、、、
ナント!
お代わり4杯分が、初めからサーブされます!!
しかも、前菜です。
冬の、市場の買い出し後の昼食など、肌寒く、お腹が空いた時には、体が温まり。
たまらない、ご馳走。メインを食べる前から満足になります。
こんな風にスープ・ド・ポアソンは庶民の普段着的なメニューなんです。