フランスのセールは国民的行事
とにかく渋い、コスパに厳しいフランス人です。
美しいか、美しくないかが、彼らフランス人の、一番大事な物選びの基準だったりします。
彼らは、
ほとんどの場合、即買い、爆買い、大人買いなどの行動とは正反対なステイタスを貫き、
買い物をする時は、クロワッサンだろうと、自動車だろうと適正価格、コスパに注意深い人が多いんです。
そんなフランスのセールですが、
日本でもセールは、大きな事だと思います。
フランスでは、セールは老若男女全員参加の一大イベントとなります。
セールは戦いか?!
そんな彼らがセールに望む時、、ターゲットを定め狙い撃ちするかのような、、
狙いを定め、獲物を仕留める、凄みがあります。
いつだか、、ニュースでセールの幕開けと、フランス国民のセール意識調査みたいなコトを報道していました。
それによると、、、
驚いたことに、フランス全国民の7、8割程が
「セールでしか、物を買わない。買い物をしない」と、報じていました
みなさん、普段は物を買わずにいて、セールまで待らしいんです。
セールの予算は平均約250ユーロ。
国民全員が平均して買い物で使う金額として、、経済的にも、かなり大きなイベントなんですね。
フランスで、
こんなに国民生活に、セールが直結しているのは、、やや驚きです
日本のセールは、企業や会社の販売のプロモーションという印象がありますが、
フランスのセールはもっと、何か行政とか、経済のイベントの一部のような感じがじかにします。
又フランスでは各シーズン、何時から何時まで、セールをするか、政府が期間を決めています。
夏と冬の年2回、各約6週間のセールの日程を決められ、アナウンスされます。
売り手は、決められた以外の時期にセールだと、勝手に安売りをすると、違法になるんだそうです。
フランス街のセール風景
セール真っ盛りの時期、街に出ると、
「戦利品」の色とりどりの、買い物袋をさげた、マダム、マドマアゼルで溢れ返っています。
写真:https://pixabay.com/
そして、彼女たちセール品を仕留める、スルドさとスピードは大変なもので
本当にヨイものは、「アット」いう間に店の棚から消えて、無くなってしまいます。
彼女たちフランス人女子は「抜かりなく」
セールが始まる前から、目的の品の情報を集め、下見をして、計画を練るんです。
実際、買い物に行く時は、ご意見番的な役割の連れが、一緒な事も多いようで、買い物に失敗しないよう、相談役で誰かと同行することが多いです。
旦那さんなど、男性のお供も、多くよくみかけます。
旦那さんは奥さんがセールの買い物をしている間、
それが、長〜〜い時間でも、デパートに設えられた、旦那さん達殿方用の待合椅子で、静かに新聞などを読みつつ、おとなしく奥さん方を待っています。
必要とあれば、協力的にセール品の洋服を試着する奥さんの為に、良いサイズの服を見つけ出してきたり、洋服に対する意見を言ってくれたり
奥さんのセールの助っ人的な旦那さん達もフランスでは、多いです。
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