謎めいた、イタリア人の宿のお客さん
セニョールに導かれるように私は、
村の僧院で開かれる、コーラス隊のコンサートに行きました。
コンサート当日
家の、セニョールもインタビューしたマダムも、合唱隊のみなさん
「トップスが白」「ボトムスが黒」のモノトーンの正装でキメていました。
衣装の決まりは、モノトーンの色だけで「服の形も、素材も」各自、自由で、それぞれに、素敵な、お似合いの装いでした。
僧院はコンサートにピッタリ
「音が、良〜く響く」コンサート会場の、この村の僧院は、17世紀の建築物で
建物内部も、庭の横の回廊も、天井が丸くドーム型で、石造りなので、よ〜く音が跳ね返ります。
私達観客は、
柔らかな日差しの、緑の芝生が気持ち良い中庭の客席に座って「まだかナ」と、演奏が始まるのを待っていました、
そして、そして、
プログラムが始まり〜
始まりは、バッハでした
練習の歌声も、素晴らしかったですが
本番ではサラに、荘厳さが増して、合唱の
ステキ度は、上がっていました。
ただ、ただ
コーラスに聞き入るばかりで、
それは、、、
初顔合わせから、たった一週間レッスンしたダケの、趣味の合唱団のパフォーマンス
「すごい物ダナ」と、思うばかりでした
そんな風に、、、、
思っていると、演奏中、素敵なハプニングが、起こりました。
コーラスの合間に、詩の朗読があり、拍手が会場から沸き起った時
ワン!ワン!ワン!
ペットのイヌが、拍手に興奮して、吠え出し、止まらなくなってしまいました。
そして
次のコーラスが、始められなくなってしま
ったんです
「ドウしたものか」と、思っていると
指揮者さんが
「これは、マラソンでは、ありませんヨ静かにしましょうネ」と、
一言
笑いがドット場内に起こり、イヌも静かになって、無事、次の演目になりました。
その後、又、
今度は、誰かの「携帯の着メロ」が鳴り響き、気不味い空気に、なってしまいました。
すると又又、指揮者さんが一言
「コレは、コーラスの曲ではナイですネ」
その一言で、会場に笑いが起こり、その後再び会場に静けさが戻りました。
サスガ指揮者さん!「仕切るのがお上手」
ハプニングも、指揮者さんの機転で、楽しい余興になり、
この日は、夏の光と、中庭の芝生の緑が気持ち良いい、
スバラシイ教会の中庭で、五感を洗われるような、コーラスを聴いて過ごせた、素敵な一時でした。
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