もう一つの世界遺産カナル・ミディ運河
カルカッソンヌで、有名な観光地カルカソンヌにはもう一つの「世界遺産」
「カナル運河」があります。
こちら、地中海から、大西洋までを横断している
「長〜〜〜い運河」で
全長が、約300キロもあり、シーズンには欧米
各国から、クルーズ船がたくさんやって来て、
クルーズ船の中には、なんと、地中海から大西洋
まで数週間かけて横断するする船もいるそうなん
です。
運河なので、川幅は狭く、なのでクルーズ船は、
中型以下の大きさですが、それぞれの船の、オ
ーナーさんの個性が輝やいていて、見ているだけ
でも楽しいです。
船の中には、「コレって住めるのでは?」と思え
る船もあり
聞いたトコロによると、、やはり
実際ハウスボートとして、通年人が住んでいる船
もあるそうで、季節により「船で違う国の、違う
水辺へ」移動して暮らしているそうです。
そんな船を、
運河上で観察してみると、幾つかのスタイルがあ
る事を発見しました。
「実用的系ボート」と私が名付けたのは、「バ
ーベQセット」「自転車駐輪場」「洗濯物干し場」
などが完備され、生活便利そうな船。
「カッコイイ系ボート」と名付けたのは、ピカピ
カ磨き上げられた甲板に、黒やグリーンのスタイ
リッシュな色の船体に、
オーナーの国の国旗がハタメク、全体的にクール
な雰囲気で、船専門雑誌にでも、出てきそうな船。
「カワイイ系」と呼んでいる船は、赤やピンクの
植木鉢の花が飾られ、船室のカーテンなども赤い
ギンガムチェックなどで、そんな装飾が木調の船
にとても似合っている、
なんだか「オヨバレ」したくなるような船。
などなど、イロイロです。
カナル運河のドラマな歴史
今でこそ観光に訪れる人々の、名所として楽しま
れている訳ですが、
ちょっと前の、鉄道が登場する時代まで、
実際運河は、運河沿いの街の物資の運搬に使われ
ていたんです。
そして、その交易のおかげで運河沿いの街は、結
構な間栄えたそうで、カルカッソンヌの市街地に
は、その交易で豊かになった17、8世紀頃の商
人の屋敷が多く見られます。
カナル運河が建造されたのは16世紀。
日本では、フランシスコザビエルにキリスト教が
伝えられた頃、
何百年も前の、この「カナル運河」の壮大な工事
は、、当時の先端技術を駆使し、て作られ、
実際の作業は「難航をキワめた」そうで、完成ま
でに20年以上もの歳月が掛かったそうです。
この運河の歴史を調べてみると、、、
ドラマチックで、興味深いストーリーが幾つか、
あるようですが、こちらは又別の機会にご案内さ
せていただきますね。
ミディ運河の今
私たちが、カルカッソンヌの駅に降りたつと、直
ぐ目の前を横切る、このカナル運河
世界中から集まる、観光客に人気の観光スポット
です。
時々、私もこちらの観光クルーズ船に乗り込んで
水上をユックリと進む船上から、水に反射した光
に輝く緑を見て癒されたり、
季節の空色と、雲の背景がキレイな、カルカッソ
ンヌ城を遠目で眺めたりして、気持ちの良い一時
を過ごすのですが、
これも、この運河を作り上げてくれた、先人達の
恩恵だなと思うのです。
カルカッソンヌにいらした折、クルーズ船から遠
見に、カルカッソンヌ城を眺める、、のは、
カルカッソンヌ観光の始まりや、締めにいかがで
しょうか。
カナル運河
クルーズ観光会社情報
クルーズ会社2社
・運行会社:Croisière Carcassonne
☎︎: +33 (0)680 475 433
・運行会社:Le Conque
☎︎ +33 (0)650 407 850
場所:2社ともカルカッソンヌ駅前
値段:7〜10ユーロ
時間:1時間〜2時間
クルーズ運行スケジュール:
4月〜10月にかけて、1〜2時間ほどの観光
クルーズが楽しめますが、運行スケジュールは
月毎に変わります。又このクルーズは、11月
から3月ごろまでは、完全運休です。
その他情報:
クルーズツアーの内容は2社とも、殆ど一緒で、
Croisière Carcassonne社のツアーには食事
付きのものがあるのが、違いです。詳細は、各
者にお問い合わせください。
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