フランスでも魚を、気軽に美味しく食べたい
築地市場は、世界一の規模を誇り、小売店でもピチピチの魚が、多くの種類揃っています。
四季の美味しい魚を、その時々に美味しく味わう事。
「刺し身だ!寿司だ!シンプルに焼き魚だ!」と、鮮度の良い魚を食べる事に慣れている私達。
日本の魚市場は、世界で並ぶ国が、無いほどの充実ぶりですし、魚の食文化が根づいている国日本。
日本のコンナ事情、魚の流通、食べ方等の充実度は、外国とは比べ物になりません。
海外に、日本から出てみると、魚の事に関して、何かと「☓☓」や「△△」と、不満に思ってしまう物です。
美食の国といわれるフランスでも、同じではないでしょうか。
魚料理のバラエティも、気軽に食べれる条件も日本に軍配が上がり、魚を、日本と同じのように、食べられる訳ではありません。
フランスのレストランにも、勿論何かしらのお魚料理は有ります。
ムールフリットなる、バケツ一杯のムール貝のボリュームガッツリの美味しい食べ方も有り、フランスの街角に、数多くある持ち帰り寿司も悪くアリませんが、ネタで、エビやサーモン位です。
こんな風に、フランスにも美味しい魚料理もあるのですが、好みも、食べ方も違うものです。
又
「値段が割高だな〜」
「魚料理の種類があまりないな〜」
思うことも多々あるものです。。。
が、ソコは美食の国フランス、日本とは違う美味しい物が有ります
フランスの美味しい魚メニュー
フランスの、魚の日があります。
その事ついて、今回まとめてみました
フランスで魚を、安く、美味しく、食べられる日はいつ???
それは、金曜日
フランスでは、この日が魚の日。
フランスというか、キリスト教徒の国では、金曜は魚の日と決められているんです。
なので、フランスでは金曜日に、兎に角、お魚を食べるのに良い日なんです。
仏国、魚が狙い目!金曜日ランチ
金曜日は必ず、フランスでは、魚が本日のオススメで登場します。
他の曜日より、金曜日は、値段、種類とも、魚メニューの選択肢も豊富です。
これは、フランス飲食業界の、決まり。掟。ルール化してます。
金曜日は、魚屋さんを覗いても、普段より魚の種類が多く、新鮮なものが、売られていいます。
何故?金曜日は魚?!
とこで、、、
フランスでは「何故金曜日に魚?」なのか
実は、、、、この
「金曜日に魚」というのは、
遡ること、古代ローマの時代から、、今の、フィッシュアンドチップスまでに通じる話で、、
古〜くからの、歴史話が何層も重なって、今に受け継がれているんです。
金曜日に魚を食べる習慣の始まりは?!
キリスト教「精進の金曜日」という金曜日に肉を食べない習慣は
古代ローマ時代、に由来するものです
これは、イースター前日までの、約40日間、「贅沢の象徴、肉食を禁じ」その間「タンパク源には魚を食べる」というもので、
受難節と呼ばれる日から、始まるものでした。
ですが、40日間肉食をしないというのは、簡単なことではなく、一週間に一日だけ金曜日に、肉食を禁じる習慣になりました。
「なぜ金曜日か?」というと、この日はキリストが十字架にかけられた、受難の日だからです。
又、
イギリスでは、エリザベス1世の治世に、魚の輸入が奨励された時期もありました。
こんな風に今現代、ご当地で好まれるフライドボテと共に、イギリスでは「金曜日と云えばフィッシュ&チップス」を食べるが、定着したんです。
こうして、金曜日は魚を食べる習慣は、キリスト教の国で、一般に広まりました。
深〜い、歴史こぼれ話
魚繋がりで、、、
別の、興味深〜いお話があります。
実は魚は、遥か昔、キリスト教のシンボルだったんです。
ただ、私も何かの折に、この話を聞いたことがありますが、どんな話か知りませんでした。
今回折角なので、、調べてみました。
古代のミラノ勅令(4世紀当時のローマの皇帝が、キリスト教を公認した話、諸解釈有り)
これ以前の、キリスト教徒は、迫害や処刑されるおそれがあったため、信仰を公にできなかった。
そのため、魚を 隠れシンボルとして、キリスト教であることを確認するために用いたもの。
■シンボル魚を用いた、古代のキリスト教確認方法:
①まず、1人の人間が、ランダムな直線や曲線を砂の上に描き、その線のうち1本を円弧にする(イクテュスの半分)。②次に、もう1人が地面に線を何本か描き足す中で、イクテュスの形を完成させれば、2人はお互いがキリスト教徒であると確認
できた。ということです。 イクトゥス(ギリシャ語) は、弧をなす2本の線を交差させて魚を横から見た形に描いたシンボル。
初期のキリスト教徒が隠れシンボルとして用いた。
英語では、イクサス (ichthys,) 、ジーザス・フィッシュ (Jesus Fish) 、クリスチャン・フィッシュ (Christian Fish) とも言う。
引用:Wikipedia
魚、には隠された物語があり、現代にも伝えられ、私達は知らずに、その習慣を受け継いでいるようです。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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