仏国の愛しいキャベツ

フランスでは、キャベツは見かけない

確かに、フランスの八百屋さんでは、キャベツを見かけますが、

今日まで、自宅以外でキャベツのお料理、、を見たのは、レストランでソーセージと、共に盛りつけられた、ドイツ料理の、「ザワークラフト」位

で、、、他には、

「キャベツ」として料理になったのを、一度も見た事が無い!と言い切きれます。

多分、、

一般家庭では、キャベツはフランスの夕食の定番スープに混ぜ込まれて、いるんだろうと思うんです。

日本では、大量の千切りキャベツが、定食屋さんでは定食の、揚げ物の片隅に「ドカット」盛り付けられていて

私の、、小さい頃の、記憶でも、

仕事をしていた忙しいかった母が、晩御飯によく、揚げ物のお惣菜を買ってきて、千切りのキャベツを刻み、皿に盛り、あとはケチャプ、ソース、マヨネーズを、食卓の上に並べれば、立派な夕食の出来上がりだったものです。

キャベツといえば、これが、定番ですよね。

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日本でいつからキャベツの千切りが一般化したか?

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写真出典:https://matome.naver.jp/

こんな風にキャベツが何にでも、添えられるようになったのは、キャベツが、大量に農産物として栽培されるようになったのは、50年位前からのようです。

何と言っても、

どんなお料理にも、色々な献立の脇役として、何にでも合い、、栄養のバランス取りに役立ち、リーズナブルな、日本の食卓の縁の下の力もち!!

このキャベツの千切りを、何ににでも付け合せにするのは日本でしか見たことがありません。

他に、キャベツが欠かせないものは、お好み焼き、焼きソバなどで、焼いて、炒めて、食感のポイントになるのが、
大げさなようですが、キャベツは日本の家庭料理には、欠かせないものでは、ないでしょうか。

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フランスでキャベツにお目にかからない訳

フランスでは、フライパンで野菜を炒め「シャキッ」と歯ごたえを楽しむような、調理法は一般的でなく、

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写真出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/401815/

サラダや、ドイツ発祥のザワークラフト(発酵させたかキャベツの漬物)か、煮込みのスープでクタクタにして、味を染み込ませる調理方法が多いです。

フランスでのキャベツの品種も、そんな調理法に合うものが多く市場に出回っています。

サラダにするなら、ちりめんキャベツに、紫キャベツ。
煮込みには、普通のキャベ素、芽キャベツです。

後、、フランスでは、中国キャベツと呼ば、れている白菜も、サラダやスープにして食べられます。

キャベツ→シュークリーム→可愛い人

フランスは、アムール💗の国なので、恋人の呼び方が、沢〜山ありますが

キャベツに関係ない話のようですが、フランスでキャベツと云えばコッチを直ぐ思い出します。

フランス語ではキャベツCHOU(シュウ)に私のMON(モン)をつけ(英語に当たるMY)

Mon chouchou(モン・シュウシュウ)は「私の可愛い人」と、ラバー達恋人達のコミュニケーションに使われる言葉です。

これは、キャベツではなく、シュークリームの方から、来ているようで、「食べてしまいたい位、可愛い人」
みたいな、意味があると仏人の知人が言っていました。(日本語だと恥ずいデスね)

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写真出典:http://sweets.cake100.net/

お菓子のシュークリームは、、、

シュー生地の皮が、キャベツの形に似ていることから、ついた名前だというですが、
フランス語で、正しくは「クリーム入りキャベツ」の意で、Chou à la crèmeです

シュークリームは、和製フランス語で。日本人には、言いにくい発音だったので、シュークリームになった模様です。

キャベツの歴史ウンチク

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写真出典:http://www.allposters.co.jp/

キャベツの起源は古く、古代ギリシャの時代から、すでに記録に残っています。

ローマで品種改良が、盛んに行われて、現在の、まん丸のキャベツの形になったそうです。

それまでは、同品種の、ブロッコリーのように、大きな茎がついた野菜だったそう。ビタミンCとビタミンUが豊富。(ビタミンU:胃壁の粘膜や肝機能を正常に保つ働きがある)

キャベツは古代の時代には、胃腸薬として薬用に用いられていた。

日本への、キャベツの伝来は幕末の頃、でも、その後長い間、日本人の口に入ることはなく、

外国人用に、外国人の居留地、別荘地での栽培が行われていたという。

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その他の記録では、葉牡丹など鑑賞用として、改良されたキャベツが、江戸時代、長崎で栽培がされていたという。

日本の

キャベツの生産量が、急速に伸びたのは1960年代からで、多分その頃から定食千切りキャベツ、串切りトマトの
スタイルが確立したに違いない。

そんな需要が多く、品種改良が進み広域の生産地で、作られて、年中日本の食卓には登場しているキャベツ、

実は、旬は冬なのだそう。

そういえば、冬キャベツは甘みがあっ

てオイシイですね。

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