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フランスは人種のルツボ

移民問題が、誰の目から見ても、誰の手にも負えない、大おおきな問題になり、

深刻化している、フランス。

成り行きでとはいえ、私もこの国に、流れ着いた異邦人です。

実は日本人も、この国に住めば、移民に分類され、諸々のお役所の書類手続きでは移民の扱いを受けます。

たとえ政治経済難民ではなく、フランス人と結婚して国に住んでいたとしてもです。

私にとって移民とは、マイナスなイメージしかなく、アラブ系でも、移民系でもない、フランス人と結婚した私が何故移民になるのか結構、驚いたものでした。

フランスのそんな事情を理解しようと、私はこの国の長〜い歴史と、多くの事が込み入った事柄に、耳を傾けてみましたが、理解できずでした。

ただ、ただ、何度も、何度も、色々な所で話を聞いて、多少の事情が飲み込めてきた所です。

自分自身が、複雑な人種のるつぼからできている、フランス社会の一員と、なってみた後になってみてです。

日本でフランスのイメージは

写真出典:http://www.howtravel.com/

ルーブル美術館に、エッフェル塔、ミッシェラン星付きレストランに代表されるグルメの国、というイメージです。

確かこれらは、素晴らしい、魅力的な、フランスの一面です。この国に多くの人々が、引き寄せられる理由です。

なのですが、、これらはこの国の、特別な一部分だとつくづく私は思います。

リアルなフランスでは、ありません。

リアルなフランスはもっと、独特な匂いと、ギラギラした空気が漂った国です。周りを、見渡してみる事から始めると、、、
今フランスでは、若い世代の人口の3分の1が、昔のフランス植民地からの移民、或いはその家族です。

確かに街を歩けば、褐色の肌に黒い髪、クリッとした黒い瞳に、キリッとした顔立ちにの、北アフリカ諸国からの移民だと思われる人々が、目立ちます。

フランス電車の中

私達が「フランス人ら・し・いイメージ」として持っている、青い目、金髪の容姿を持ったフランス人は、街に出てもあまり見掛けません。

他にも、イタリア、スペインのラテン系、東ヨーロッパ系の人々に、ジタンと呼ばれる、ジプシー達も、フランスの社会には溶け込んでいます。フランスは人種のるつぼ、メルティングポットの国です。

メルティング・ポット【melting pot】
〈るつぼ〉の意であるが,アメリカの社会的文脈のなかでは〈人種のるつぼ〉を意味する。 多様な人種,民族による多様な文化がアメリカ社会で溶け合い,新しい生活文化を形成していると考え,その状態をいうときの表現。 :コトバンクより引用

メルティングポット
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ピエ・ノワールとは

ghardaia_valley

写真出典:www.timbeur-voyages.com/

アメリカの、ゴールドラッシュよろしく、一山当てようと、ヨーロッパからアフリカ北部に渡った人達。

1930年~1962年に、当時仏領だったアルジェリアなどの地域に、定住していた。フランス、スペイン、ユダヤ系の人々で、100万人程いた欧州系移民の事。

後に、アルジェリア独立戦争が勃発し、終結した1962年に、ヨーロッパの自国に帰っていきました。
彼らは「ピエ・ノワール(黒い足)」と呼ばれていました。

ただ、、自国に帰ったものの、長年離れた自分の故郷で、差別的な対応を受けたり、社会にうまくなじめない事も少なくありませんでした。

そんな理由もあるせいか、ピエ・ノワール同士、仲間意識を彼らは強く持っています。

ピエ・ノワール言葉の由来

「黒い足」という意味のある、フランス語「ピエ・ノワール」

・ピエ:足
・ノワール:黒い

アフリカの現地人と区別する為に、付いた呼び名だと云われ、由来には幾つかの説がありますが、真意は謎。

説①ヨーロッパ大陸から渡ってきた人々は、黒い靴を履いていたから。
説②アフジェリアにワインを作る工場が造られ、その中で黒い長靴を履いていたから。

しばらく、このフランスという国に、住んでみるまで、実感できない事でした。

この国は、色々な国との歴史、人種が入り組んで、重なった層になっているという事を、、、

私は日本で、ピエ・ノワールの事を、全く聞いた事が、ありませんでした。

ですが、ピエ・ノワールの人々は、間違いなく、このフランスの人種の層の大きな一部です。
我がフランス人相棒と、彼のママンもこのピエノワールでした。

次回は、、ピエ・ノワールの一家、我がフランス人相棒一家のママンのお話

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