• 美味し国フランス
    フランスのお米は、意外と美味しい。
  • 美味し国フランス
    フランス人の好きな日本食、嫌いな日本食①
  • 美味し国フランス
    フランス人はアスパラガスがお好き
  • 美味し国フランス
    ムール貝をフランスで食べると|一人バケツ鍋一杯が当たり前
  • フランス国事情
    フランスのセールは国民的行事?!
  • フランス国事情
    フランスのチップ事情①|どんな時必要か?
  • 美味し国フランス
    ブランダッド塩鱈・フランスグルメな化石は美味しい
  • フランス旅情報
    フランス ストライキ 2018年・最新情報日程と対策
  • 南フランスの毎日
    フィッッシング詐欺の戦慄|釣られた私
  • フランス国事情
    おフランスのトイレ事情 
  • フランス国事情
    フランス人の、セール戦術に学ぶべし
  • 南フランスの毎日
    南仏バカンス|謎のイタリア人宿泊客
  • 南フランスの毎日
    モンサンミッシェルと藤田夫妻|小さな奇跡の物語②
  • カルカッソンヌ旅情報
    カルカソンヌの穴場ホテル・ポン・ビュー
  • カルカッソンヌ旅情報
    カルカッソンヌ城展望|河沿い散歩コース
  • フランス人観察記
    フランス語にも訛がある、仏語学習者注意ポイント
  • フランス国事情
    フランスではストは不可抗力(涙)
  • フランス人観察記
    フランスで日本食素材が手に入りやすい理由|マクロビオティック
  • カルカッソンヌ旅情報
    カルカソンヌ駅極近ホテル利点極多|ソレイユ・ル・テルミニュス
  • 仏旅の基本情報
    海外でも、オイシイお米がたべたい!フランス生活が長い私の場合
ピエ・ノワール②|100年前の仏人女性の一生
スポンサーリンク

ピエ・ノワールとは

前回のお話から
ピエノワールとは?
アルジェリア戦争終結までの1930年~1962年の間、当時仏領だったアルジェリアに移住していたヨーロッパの人々。(フランス、スペイン、ユダヤ系等)で、100万人程いた欧州系移民の事。

635b1bf9
写真出典:http://mak1990.blog.jp/

フランス人相棒のママンの話

実は私のフランス人相棒とお母さんも、ピエノーワールでした。
彼のお母さんは数年前に90歳で、波乱に満ちたその生涯を閉じました。

愛と自由というこの世で一番尊いものを、息子のフランス人相棒に与えた人でした。

無垢で、お世辞などいえない、嘘がつけない人でした。

若い頃は、スペインの故郷の村のコンテストで、一番の美女に選ばれるほどの美少女で
流暢にフランス語スペイン語、アラビア語の3カ国語が話せました。お料理がとても上手で、刺繍や編み物の名人でした。

晩年は一人暮らしでしたが、80歳を過ぎても、住まいの一軒家の、家事を全て一人で、殆ど完璧にこなしていました。

そして、彼女の家を訪ねると、いつも暖かく迎えてくれたものです。

例えば、、彼女が、美味しい手料理の昼食を用意してくれるので、

サスガに、、私も片付けくらいはお手伝いしなくてはと、、お皿を洗おうとすると、、、

「私が洗うから、ア・ナ・タは昼寝をしなさい」と私をソファに、連れていき、毛布を掛けて、私が休んだのを見届けてから、食事の後始末をしてくれました。

遊びに行くたびに、少ない自分の小遣いから、仏人相棒にお小遣いだよと、20€紙幣を嬉しそうに渡してくれたりでした。

80歳を超える、一人暮らしの少しばかりの年金で、暮らしている彼女の状態を考えると、困惑したものです。

そんな、様子の私に仏人相棒は
「彼女は何かしてあげるのが、ハッピーな人なんだ」とママンのことをいってくれました。

スペイン出身の美女で、出身地の小さな村の美人コンテストで「女王」に、選ばれたこともあるママン。

この私の仏人相棒とママン一家はアルジェリアに住んでいた、ピエ・ノワールでした。この一家の、彼女たちの事からピエ・ノワールの時代と様子を語りますね。

スポンサーリンク

ママンの最初の結婚

なぜ、相棒達一家がピエノワールになったか?、、というと

今から100年程、我が仏人相棒のママンは、14歳の時に許婚が決まり、結婚したのは16歳の時の事でした。そして結婚相手のフランス人の男性と、北アフリカのアルジェリアに渡りました。

当時はゴールドラッシュのように、一攫千金の夢を追って、フランス領だった、アルジェリアに多くの人達が、ヨーロッパから移住していました。彼らのことはピエ・ノワールと呼ばれています。

相棒のママンは2人の子供を授かり、若く美しい妻として、母親として幸せな時を、過ごしていました。

その、はずだったのですが、、、

ある時、彼女の夫は、突然蒸発してしまいました。

アルジェリアを長距離バスで旅行中に、バスの中に乗っていた、彼女と2人の小さな子どもを残して、バスが走り出すと、彼だけ飛び降りて、そのまま姿を消し、それっきり消息を絶ってしまいました。

「まるで、、、厄介払いでもしたかのようだった」

信じがたい、酷い話です。

その後、彼女は置き去りにされた、小さな子供2人と一緒に、厳しいアルジェリアでの暮らしを、何とかしのいで暮らしました。

ママンの二度目の結婚

幸運な事に、彼女は、新しい男性と出会い、2度目の結婚をしました。

会計士をしている、優しい男性でした。

2人は、とても、とても、仲がよかったそうです。そして、その時、授かった子供が、フランス人相棒です。

相棒に彼女は"Tu est un enfant d'amour!"(お前は愛の子なんだよ)と良く言っていたそうです。

その結婚は、彼女にとって、本当に幸せなものでした。

そんな、平穏な暮らしが、長く続いていましたが、、、彼女の2度目の夫が病気になぅてしまいそのまま帰らぬ人となってしまいます。

フランス人相棒、彼が13歳の時の事父親との決別です。

大黒柱を失った、一家の生活は、厳しくなりました。

彼女には、全夫との2人の子供と、フランス人相棒の、3人の子供がいた訳ですから。

相棒のお母さん、、ママンの、彼女の、努力と工夫。やり繰りに次ぐ、やり繰りで、どうにか、アルジェリアの地で食い繋いでいました。

 

5fa1d76dアルジェリアの港町

出典:http://blog.livedoor.jp/

ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願い致します!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連記事ピエ・ノワール①|欧州系移民とは?
2018.4.2
フランスは人種のルツボ 移民問題が、誰の目から見ても、誰の手にも負えない、大おおきな問題になり、 深刻化している、フランス。 成り行きでとはいえ、私もこの国に、流れ着いた異邦人です。 実は日本人も、この国に住めば、移民に分類され、諸々のお役所の書類手続きでは移民の扱いを受けます。 たとえ政治経済難民...…
関連記事ピエ・ノワール②|100年前の仏人女性の一生
2018.4.2
ピエ・ノワールとは 前回のお話から ピエノワールとは? アルジェリア戦争終結までの1930年~1962年の間、当時仏領だったアルジェリアに移住していたヨーロッパの人々。(フランス、スペイン、ユダヤ系等)で、100万人程いた欧州系移民の事。 写真出典:http://mak1990.blog.jp/ フ...…
関連記事ピエ・ノワール③|仏人相棒一家の旅路
2018.4.2
相棒の家の日常 相棒一家のアルジェリアでの、貧しいながらも、楽しげな日々の暮らしの様子を語ります。 写真は1950年代アルジェリア、相棒一家が、幸せだった頃の晴れの日。 真ん中がお母さん、左端男の子が、仏人相棒です。 相棒のお母さんは、スペイン語、フランス語、アラビア語等、の数か国語が流暢に話せて、...…
関連記事ピエ・ノワール④|仏人相棒一家の旅路 ママンの掲示
2018.4.2
はじめに ピエノワールとは? 1930年~1962年の間、当時仏領だったアルジェリアなど北アフリカに住んでいたヨーロッパからの移住者。フランス、スペイン、ユダヤ系等などで、100万人程いた欧州系移民の事。 前回までのお話、私のフランス人相棒とママンの物語 相棒のママンは、故郷のスペインの小さな村で一...…
関連記事南仏バカンス|謎のイタリア人宿泊客
2018.4.5
久しぶりに この南仏の村にある17世紀の、僧院に行ってみました。 そして、 家の宿に、この夏いらした、或るお客様との、楽しいエピソードを、懐かしく想い出していました。 それは、 イタリア人のセニョール、テラッチーイ二氏とのエピソードで、氏は夏のバカンスの始まりに7日間滞在されたのです。 始めて連絡が...…
関連記事「フランスで魚」が安く!美味しく!!食べられる日の秘密!!!
2018.3.29
フランスでも魚を、気軽に美味しく食べたい 築地市場は、世界一の規模を誇り、小売店でもピチピチの魚が、多くの種類揃っています。 四季の美味しい魚を、その時々に美味しく味わう事。 「刺し身だ!寿司だ!シンプルに焼き魚だ!」と、鮮度の良い魚を食べる事に慣れている私達。 日本の魚市場は、世界で並ぶ国が、無い...…
関連記事フランスで日本食素材が手に入りやすい理由|マクロビオティック
2018.3.31
マクロビオティックはフランスで人気 広尾辺りのマクロビオティクカフェで、砂糖も乳製品も使わないケーキを食べるのが、トレンドらしいココ最近の日本。 日本のビジネス展開は、スピードが速く一旦広まると、 何でも、あちこちで売り出され改良され、大流行となりますから、、、 この玄米と、動物性食品を取らない、粗...…

スポンサーリンク
フランス国事情の関連記事
  • フランスのBIOショップ|日本食も、お土産も、コスメも揃う!?
  • フランスは暖炉天国
  • フランス人の、セール戦術に学ぶべし
  • フランスの新年の祝い方
  • 南仏小さな街のクリスマス飾り写真集
  • ヨーロッッパの冬時間|時差だけでは読めない事
おすすめの記事
フランス人は禅「ZEN」が好き
フランス人観察記
目次フランスで日本の禅はZENとしてポピュラー禅てナニ?日本発の禅が、なぜフランスでZENとなったか?欧米では、禅とは スポンサーリンク フ...
南仏小さな街のクリスマス飾り写真集
フランス国事情
目次南仏小さな街のクリスマスの飾り写真集クリスマス飾り、お店入り口編クリスマスツリ何にでもクリエイティブまとめ スポンサーリンク 南仏小さな...
フランス春の始まりは、一寸機械的!?
フランス国事情
目次フランスの春の始まりは、日付で決まっている春分の日とは?何故フランスでは、春の始まりが、春分の日なのか? スポンサーリンク フランスの春...
カルカッソンヌ城展望|河沿い散歩コース
カルカッソンヌ旅情報
目次カルカッソンヌ城が眺められる川沿い散策オード河更に奥へ進むと、、オード河 スポンサーリンク カルカッソンヌ城が眺められる川沿い散策 世界...