美味し国フランス

仏国の聖なる味のバター

フランス国民の、美味しいバターに対する情
熱は熱く、

そのせいか、フランスのバターは、高級品で
もない、ごく普通の物でも、美味しいです。

そんな食文化の末端の豊かさに

国としての実力(?)を、見せつけられてい
るような気がします。

フランスは食料自給率100%超えの農業大
国として知られていますが、

酪農も、ソレはソレは盛んで、美味しい生乳
がふんだんに取れる、美味しいバターが盛ん
に作られます。

そんな事が見て取れるのが、仏国内を車で走
るった時、延々と続く畑や草原の豊かな広が
りで、

その中で、牛達が青々した草を、美味しそう
に食べているのを、目にしますが、


写真出典:https://pixabay.com/fr/

そんなシーンを、見ているだけで

既に美味しい牛乳とバターができるのが、間
違いナイ事のように思えます。

農業大国バター大国

フランスのスーパーの棚には、バターを始め
乳製品の種類相当多く、その多さは日本とは
桁違いです。

大きく分けると有塩バター、無塩バター、そ
れに発酵バターなどがあり、

ひと塊りのバターが、約2€(250円程)
で売られていて、ごく普通のものでも此方の
さっくりバゲットや、ホクホクじゃがいもと
食べると、相当美味しです。

トレビヤーンな高級路線のバターには、よい
品質の生乳製、発酵バター(日本ではデシ
レが有名)、有名シェフ御用達として、高名
なバターもありますが、

これらのバターは、まろやかですが、繊細
な味わい深ささを持っていて、優しげな味
わいです。

私が好きなバターは
マルシェや個人商店にある、酪農農家で
手造りされたバターで、チーズのような
大きい塊になっていて、切り売りされる
ものです。

機会があったら是非味わって見てくださ
いネ。

グルメなフランス人は、これらのバター
を、その時々の用途で、

お菓子、料理、そのままパンにつけて食
べる時と使い分けている見たいです。

バターの種類

・発酵バター
生乳を分離させた後、クリームを乳酸菌
で発酵させ仕上げたもの、欧州ではポピ
ュラー。

・有塩バター
日本で一番流通している物。食塩が加え
られた長期保存ができるバター。

・無塩バター:
食塩なしのバターで、お菓子作りに等に
使用される。

スポンサーリンク

フランス人とバターの話をすると、、、

美味しいバタークッキーや、バターたっ
ぷりのキッシュの話題などで、彼らの目
の輝きが、キラキラして来ます。


写真出典:https://pixabay.com/fr/

美味しいバターがあれば、

彼らはご機嫌なのか?フランス人全員
そうなのか??と思える程です。

逆に仏人が、バターで残念な思いをした時
一大事を招く事もあります。

ある時、仏人相棒とぶらりと仏国内の車の
旅に出かけ、通りすがりの、ある宿に泊ま
った時の事

そちら、安かろう悪かろうな、宿で、設備
やら、色々お粗末で「残念な所」「アラ」

が、幾つもありましたが、急場で見つけたの

二人共、まあ「仕方がない」と思っていたの
でしたが、

で、朝出された、朝食も予想通り、お粗末も
のでした。

そして、

パン添えられたバターが、ほんのチョッピリ
だったんですが、その低品質で、ケチケチ感
溢れる量の少ないバターに、我が仏人相棒の
感情は爆発し

『ナンダこの宿は!!!」と、それは彼の
怒りの引き金を弾いてしまったんです。

車の中でも彼は

「あのバターはナンダ、少ししか出さないと
は!!」と、言い続けていました。

もしも、、、、

せめてバターの分量が多ければ、、バターと
パンさえ美味しければ、平和な朝の旅立ちに
成ったのにと残念でなりません。

このエピソードは、

仏人の、バターに対する思いを、解りやすく
表しているように思えてなりません。

フランス人にとってバターが美味しい事、又
分量が十分なのは、大事らしいです。

クワバラ、クワバラ。

バターのうんちく

バターの歴史

メソポタミア文明の頃には、あったと言われ
聖書にも、バターの記載はあるそう。

容器の中の、生乳が揺れただけでもバターに
なるので、バター造りが、いつから始まった
か、断定するのは、難しいとされる。

バターは、いつの頃からか、ケルト、バイキ
ング等牧畜の盛んな、民族に伝わり、ギリシ
ャ時代に地中海沿岸部に伝わった。

当時は野蛮人の食べ物とされた事と、オリー
ブオイルが広まっていた事から、

バターがヨーロッパに広まったのは、遅く
15世紀頃、フランスではノルマン系の民
族に征服された北部地域からバターが食べ
られるように成った。

当初、しばらくは貧しい物の食べ物とされ
フランスで本格的に、食用として定着する
まで時間がかかった。

象徴としてのバター

・日本では
「バター」が西洋の象徴として扱われ、西
洋の物や、西洋の思想の影響を受けた人に
対して「バタ臭い」と形容することがある

・西洋ではバターは、生活の象徴とされ
「大砲かバターか」軍事(大砲)か生活バ
ター)のどちらが大事か?などという意味
で使われる。

・バターは昔魔術的なものとされていた


写真出典:https://pixabay.com/fr/

フランスのブルターニュ地方では、バターに
は病人の病をを吸い取る力があるとされ、ベ
ッドの近くにバターを置き。亡くなった時、
そのバターも土に埋める習慣があったそう。

実は童話の「赤ずきんちゃん」も、お婆ちゃ
んのお見舞いのために、バターの壺を持って
いく事が、お話に出てくるのだそう。

スポンサーリンク

おすすめ記事
フランス人が英語を話さないワケ
フランスのシングルマザー達
美味し国フランスⅪ|仏国の由緒正しいパン
仏国主婦主夫事情

ブログランキングに参加しています。
クリック応援していただけると嬉しいです


人気ブログランキングへ

トップ写真出典:https://pixabay.com/fr/

ピックアップ記事

  1. フランス人が英語を話さないワケ
  2. 標準的なフランス語って何?

関連記事

  1. 美味し国フランス

    白いタラのブランダッド

    近頃、フランスの塩漬けの干し鱈が食べられるようになった私は自分…

  2. 美味し国フランス

    チョコレートは仏人のお口の恋人

    チョコレートは恋人フランス人にとって、チョコレートは、欠かすこ…

  3. 美味し国フランス

    アスパラガスの秘密

    「アスパラガスを、食べました」とフランス人が、いう時「もう春で…

  4. 美味し国フランス

    タルトの王国フランス

    ケーキ文化の違い国が違えば、食の好みも違い、スイーツ、ケーキも…

  5. 美味し国フランス

    フランスはパン王国

    フランスはパンの王国です「美味しいパン」「良いチーズ」それに「…

  6. 美味し国フランス

    フランスのお米は、意外と美味しい。

    フランスのお米料理は結構多彩日本人のお米の好みとは、微妙に、違…

twitter

最近の記事

  1. カルカッソンヌ城展望|河沿い散歩コース
  2. イギリス紳士とコウモリ探知機
  3. フランスチップの習慣①|どんな時必要か?
  4. 仏国移民達と、実際交流してみた
  5. モンサンミッシェルと藤田夫妻|小さな奇跡の物語①

おすすめ記事

  1. フランスチップの習慣①|どんな時必要か?
  2. フランスのチップ事情②|相場と渡し方
  3. 白いタラのブランダッド
  4. フランス人の長生きの秘密の晩御飯は?
  5. カルカッソンヌ名物料理カスレへの招待状

フランス人関係性特集

ブログランキング

  1. カルカッソンヌ旅情報

    カルカッソンヌの五ッ星ホテル・ド・ラ・シテに!潜入ルポ!?
  2. フランス国事情

    日仏お正月くらべ
  3. フランス人観察記

    仏国がマクロビオティックなワケ
  4. 美味し国フランス

    ひよこ豆、フランス庶民の美味しい味方
  5. フランス旅情報

    カルカッソンヌ城絶景を眺める!地元ガイド情報
PAGE TOP